[1997年6月 ドイツ ミュンヘン]
フランクフルトで乗り換え、ミュンヘンに到着しのたは夜の8時頃。ここで一泊して、翌朝オーストリアとの国境近くにある Prien (プリーン)へ向かう予定。ミュンヘン中央駅近くで予約したホテルを探す。樺太南部とほぼ同緯度の北緯48度にあるもののとても蒸し暑い。
ホテルは一泊するだけなので小さな安いところにした。これが失敗の元だった。場所が分からない。道行く人に尋ねるが誰も知らない。あちこちウロウロするが、分からないまま時間だけが過ぎていく。
偶然通りかかった警官に聞いてようやくたどり着いた時には10時を過ぎていた。歩き回ったせいもあり余計に暑い。部屋に入ってクーラーを探すがない。
フロントで聞くと、ここにはクーラーはありませんよ。こんなに蒸し暑い日は滅多にありませんから。と言う。事務所でも家庭でも、暖房器具は完備しているがクーラーのあるところは少ない。長旅の疲れのせいもあり、暑いながらもすぐに寝てしまった。