tokuchan-worldのブログ

外国ってこんなとこ〜

第155話 標高2,500m

アンデス山脈の北端に位置するボゴタ (ある Webより拝借)

 

[1999年9月 コロンビア  ボゴタ]

 

 ペルーのリマからボゴタ、エルドラド国際空港に到着した。代理店の社長が自ら出迎えてくれた。スーツにネクタイ姿。こちらの服装はTシャツにジーンズ。本社の社長の言いつけ通りにしていたわけではない。この日は移動だけだったからだ。基本的にスーツやネクタイは嫌いで、仕事がない時は軽装だ。ホテルに向かいながら車中で話していると、突然 大丈夫か? 気分が悪いとか頭が痛いことはないか? と聞いてくる。まったくなにも感じない。どうして?

 

 ここボゴタは標高が2,500m 位あって (富士山の五合目くらい)、平地から飛行機で急に高いところへ来ると高山病になる人がいる。だから聞いてみたんだ、とのこと。なるほど。富士山の頂上(3,776m)へ3度も行ったがその時も何ともなかった。もちろん徒歩で時間をかけて登っているから簡単に比較はできないだろうが。

 

 地図で見ただけではその標高は簡単には分からない。言われてみれば、ボゴタアンデス山脈の北の端に位置する。周囲にある山々は信州あたりで目にするくらいの高さに見える。ここが標高2,500mならあの山並みは4,000-5,000m級か。みんな富士山より高いのだ。