tokuchan-worldのブログ

外国ってこんなとこ〜

第171話 国境の町

オーストリアから
正面にボーデン湖、湖の右側にドイツ、左奥にスイス を望む

 

[2006年7月 オーストリア  ケネルバッハ]

 

 2006年7月、オーストリア (Austria)のケネルバッハ (Kennelbach)。アルプス地方で二番目に大きいボーデン湖 (Bodensee、面積は琵琶湖の約8割)の畔りにあるブレゲンツ (Bregenz)の南に位置する町である。

 

 首都のウィーン (Wien)から移動して来たが、一旦スイスのザンクト・ガレン・アルテンハイン (Flughafen St. Gallen Altenrhein)空港に降り、そこから車で国境を超えて再度オーストリアに戻る。ボーデン湖はドイツ、スイス、オーストリアの国境を成していて空港のすぐそばを流れる川を渡ればオーストリアだ。ここは、国境の町なのだ。テニスやスキー用具などで世界的に有名な企業での打ち合わせ。本社はアルプスの麓にある。

 

 昼食は高台にあるレストランへ。屋外の席からはボーデン湖が一望できる。代理店の担当者が、あちこちを指差しながら、湖の向こうはドイツ、あの辺りはスイス、そしてここがオーストリアと説明してくれた。南側にはアルプス山脈がそびえている。テーブルのそばでは それぞれの国旗とEU旗がはためいていた。