第190話 係員が知らない
くねくね男は去った。が、次から次へと色々なことが起こるものだ。
今回の航空券は自身も初めて使用するEチケット。従来の旅行社や航空会社が発券する航空券ではなく、インターネットで搭乗便を予約、予約番号等が書かれたものを印刷して空港の航空会社カウンターへ持って行けば搭乗券を発券してくれるというもの。何だか頼りない。大丈夫かな?と思いながらカウンターへ持って行った。
すると、不安的中! 係員は、これでは搭乗券を発券できませんと言うではないか!? いやいや、これは新しいシステムで云々と説明するが、そんなものは知らないと言う。慌ててガーナの旅行社に電話する。が、航空会社がまだよく分かっていないだけだとの返事。再度カウンターへ行って説明するが、埒があかない。またまた旅行社へ電話。旅行社から航空会社に連絡を取ってもらい。ようやく搭乗券が発券された。簡単に書いたが、空港の中をあっちへ行ったりこっちへ行ったり、何度も電話したりで優に1時間は超えていた。飛行機に乗れなかったらどうしようと気が気ではなかった。
しかし、新しいシステムが導入されているにもかかわらず当事者である空港の係員が知らないとは… これもアフリカ!?