[1991年4月 フランス・パリ]
翌日は、取引先の人と凱旋門の近くで昼食。西洋人は食後のデザートが必須。食事が終わるとデザートは?と聞いてくる。要らない、コーヒーでいい。彼らはチョコアイスを頼んだ。
しばらくするとウェイトレスが直径、高さともに20cm位の分厚いガラス容器をお腹の前で抱えるようにして持っ来た。中にはギッシリとチョコアイスが入っている。大きなスプーンと小さな器をおいて去って行く。この大きなスプーンで好きなだけ、何度でも自分の器に入れて食べていいのだそうだ。もちろん全部食べてもいい。食べられるものなら(笑)。
いや〜 やはりよく食う。この頃日本人のおっさんで、甘いものをしかも食後にこれだけ食べる人はそういなかったと思う。全部とは言わないが何度かおかわりをしていた。腹が出てくるはずだ。完全に 今でいうメタボだ。当時そんな言葉はまだなかったが。