tokuchan-worldのブログ

外国ってこんなとこ〜

第66話 夕立と停電

パナマ

 

[1994年7月 パナマ]

 

 パナマは、南北を海に挟まれた熱帯雨林地帯である為 非常に蒸し暑い。5月から12月半ばが雨季となっていて毎日午後になると激しい雨が降る。今の日本のゲリラ豪雨のような激しい雨、いわゆるスコールだ。そしてお決まりの停電。規模は違うが、子供の頃を思い出して懐かしく感じた。

 

 1960~1970年代の夏休みといえば、毎日のように夕立があったものだ。田舎だったのでどこに雷が落ちるか分からない為とても怖かった。電力事情も今とは比べものにならない。テレビのコンセントなどはすぐに抜いていたものだ。もちろん停電も頻発していた。そして雨が上がると少し涼しくなる。

 

 今やコンクリートジャングルに囲まれて夕立も少なくなり、夜の気温も下がらない。暑いまま夜が明けるとまた熱い日差しが降り注ぐという悪循環。どうなる地球温暖化

 

 スコールの後 夕食は現地のビール、その名もパナマ (そのまんま)で始まる。少し軽めだが美味かった。